離婚調停を弁護士に依頼するメリットと費用|有利に進める全知識

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離婚調停を申し立てることになり、これから調停の準備をしている場合、離婚調停を弁護士に依頼するべきか否かで迷われることがあると思います。結論から言うと、離婚調停を弁護士に頼むことで調停を有利に進める手続きをすることができますし、離婚調停の最中で取り返しのつかない失敗を防ぐことも可能です。

ただ、弁護士に依頼すると相談料や着手金だけでなく、調停が解決した際にかかる報酬金などが発生しますし、日当の金額も確認しておく必要がありますので、今回は離婚調停を弁護士に依頼した場合のメリットと、弁護士費用などを安く抑える方法などをご紹介していきます。

 

離婚調停を弁護士に依頼するメリットとデメリット

まずは離婚調停を弁護士に依頼するとどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。平成26年の司法統計によると、婚姻関係調整調停で申立人が弁護士の代理人を立てた割合は以下のような数字が発表されています。

平成26年の時点 平成16年の時点
当事者双方:19.5% 当事者双方:8.4%
申立人のみ:22.7% 申立人のみ:13.0%
相手方のみ:4.8% 相手方のみ:3.6%

つまり離婚調停の段階ではすでに弁護士への依頼を検討することはもはや一般化していると言っていいでしょう。

弁護士に依頼するメリット

裁判所の調停委員に好印象を与えられる

離婚調停において、調停委員の判断した事が大きな影響を与えます。調停員からあなたが好印象を得られることは離婚調停を有利に進める為の絶対条件でもありますので、弁護士がいることでそう言った好印象を獲得できる可能性は比較的高まります。

離婚に対する本気度を示せる

離婚調停であなたに弁護士がついている事で「この人は本気で離婚を望んでいる」という印象付けができます。必ずしも有利に運ぶとは限りませんが、望む姿勢に本気度を示せば調停員の考えもあなたに傾くことは十分に考えられます。

慰謝料の請求が成功する可能性が上がる

慰謝料を請求するには証拠となるものが必要になりますが、そういった証拠が手に入りやすいメリットが得られるのも弁護士のメリットです。「いかに精神的苦痛が大きいか」を客観的に判断してくれるのが弁護士ですので、こういった面でも依頼しておいて損はないかと思います。

離婚調停が長引きそうな場合の対策が豊富

離婚調停が長引いていく場合、調停の取り下げといった判断も弁護士に相談できますし、弁護士からも提案がきます。

書類の作成や調停の準備にかかる手間が省ける

離婚調停の申立書や、進行に関する照会回答書、および事情説明書等の作成が必要となりますが、弁護士がいない場合はすべて自分で作成する手間があります。弁護士に依頼することで、離婚調停の準備にかかる手間はすべてなくなります。

離婚調停で失敗する可能性が減る

離婚調停では、調停条項に同意して離婚調停が成立すると裁判での判決と同じ効力を持たせる事ができ、その後の変更などができなくなりますので、うっかりミスが取り返しのつかない失敗をしてします方が実際に多くいらっしゃいます。

離婚調停成立後のトラブルを未然に防げる

離婚調停が不成立になった場合や、望み通りの結果で成立したとしてもその後の対応でトラブルになるケースがあります。例えば、住宅ローンの扱いや面会交流の詳細を決める際に、離婚協議書などで具体的に決めておかないと相手が約束を守らないなどです。

もし約束を守らない場合に強制執行を行いたい場合などにも備えて、弁護士から事前の対策案を用意する事ができます。

離婚調停から解決までの期間が短くなる

弁護士がいることで自分の主張を正確に伝えることができ、調停委員の判断も非常に迅速となるため、早ければ2回〜3回の調停で解決できる可能性が高まります。最短で1ヶ月での解決も不可能ではありません。

子どもの親権が取りやすくなる

子どもの親権争いが行なわれているケースでは、どういったポイントが親権者として認められやすいか、弁護士は豊富な知識を持っています。あなたがなぜ親権者にふさわしいのか、そのポイントになる部分を調停委員に丁寧に伝えてくれます。

調停不成立後の裁判も有利に進められる

もし不成立となった場合、審判や裁判に移行することが多いですが、審判(裁判)では離婚調停で話し合われた内容をもとに進められる為、この段階で弁護士がいないのはナンセンスといっていいでしょう。もし裁判でも有利な条件で決着をつけたいなら、必ず弁護士に相談だけはしておきましょう。

弁護士に依頼するデメリット

弁護士に依頼をすれば当然弁護士費用がかかってきます。主なデメリットは費用面になりますが、どのような費用がかかるのかは次項で詳しく解説していきますので、ここでは別の視点からのデメリットを解説していきます。

弁護士費用を払っても必ず有利になるわけではない

離婚調停は話合いによって合意をめざす手続きですので、一方が反対しているだけで離婚調停は不成立となってしまいます。極論を言えば、弁護士に依頼したから必ず勝てる、適切な解決が得られる訳ではありません。

財産が少ない場合は弁護士費用だけが嵩む

そもそも夫婦の財産が少ない場合、財産分与や慰謝料請求で獲得できる額も少なくなります。財産が少ない場合の財産請求が争いなのであれば、弁護士に依頼するデメリットは大きいといえます。

弁護士の選び方を間違えと時間を無駄に浪費する

例えば、離婚調停を行う裁判所から遠い弁護士に依頼すると、弁護士の拘束時間が長くなり、予定を合わせることが難しく、結果、離婚調停の開催日が先延ばしになってしまうケースもあります。

離婚調停が得意でない弁護士では有利な結果は得られない

離婚調停が得意ではない弁護士に当たった場合、浮気や不倫の証拠を得るのも難しいですし、離婚調停で有利となるには何をすれば良いのかの判断ができない可能性が高くなります。これは大きなデメリットですので、必ず離婚問題に注力している弁護士を選んでいただければと思います。

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離婚調停で弁護士に依頼するか否かの判断基準

離婚調停を弁護士に依頼するメリットやデメリットなどをご紹介してきましたが、本当に弁護士に依頼するべきなのかどうかの判断をする為のポイントなどを解説していきます。

離婚調停を申立てられていた場合

離婚調停は調停委員の印象が重要になります。もし、離婚調停を申し立てられていた場合、相手は陳述書を提出しているため、調停委員は最初からあなたのことを悪者だと思っている可能性があります。「離婚に至る経緯」「どうして離婚したいのか」など、相手に責任があった場合でも、あなたの不利になる内容を話している可能性が高いため、こういった場合は弁護士への依頼は必須です。

負ける可能性を極力減らしておきたい場合

財産分与や慰謝料請求の確実性を高めたいとお考えの場合は特に、弁護士への相談でその可能性はより高まるため、負ける要素を一つでも減らしておきたい場合は、弁護士への依頼はおすすめできます。

離婚調停を有利にするポイントを先に知りたい場合

離婚調停の申立前に弁護士がいることで得られる恩恵は、離婚調停が始まる前に弁護士から今後のアドバイスがもらえる点です。離婚調停を何百回も経験している弁護士は離婚のプロですので、弁護士のアドバイスがあるのとないのとでは、雲泥の差があります。

離婚調停が初めて1人では不安な場合

弁護士は離婚調停に同席してもらうことができますので、専門知識の観点や精神的なサポートしてくれる弁護士の存在をありがたいと感じる場面は非常に多いでしょう。弁護士は決して熱くならず、冷静な見解を示すのが仕事ですので、こういった点は弁護士の大きな必要性を感じる瞬間かと思います。

 

離婚調停が得意な弁護士の費用とできるだけ費用を抑える方法

では、弁護士のデメリットである弁護士費用はどの程度かかるのか、弁護士費用の相場をご紹介しておきます。

弁護士に依頼した際にかかる費用

相談料

近年では「1時間相談料無料」「初回相談完全無料」という弁護士事務所も増えてきましたが、相場としては1時間1万円です。

着手金

相場としては40万円前後です。安い法律事務所だと、20万円程度のところもあるようです。

成功報酬金

調停で争っている案件が終了したときの費用です。成果が得られなかった場合は支払の必要はありませんが、相場としては40万円程度だと思われます。

  • 基本報酬:相場は40万円程度
  • 離婚成立に対する成功報酬:相場は20万円程度
  • 親権獲得に対する成功報酬:相場は20万円程度
  • 慰謝料に対する成功報酬:実際に獲得した金額の20%程度が相場
  • 財産分与を請求していた場合:基本報酬+実際に獲得した額の20%程度
  • 養育費に対する成功報酬::基本報酬+養育費1年分の合計の10%程度

その他

婚姻費用や年金分割なども、実際に獲得できた金額の10%程度が相場になるケースが多くなります。

実費

  • 離婚調停を進める際に発生した通信費用やコピー費用
  • 依頼者に代行して取り寄せる戸籍謄本やら登記簿謄本等の費用
  • 弁護士が立替支出した実費 など

日当

弁護士が出張する際に、弁護士の時間拘束の対価として支払う弁護士費用。

弁護士費用をできるだけ抑えるには?

無料相談のある弁護士で比較する

実際に依頼したら個々の弁護士事務所でどのように費用に差が出るのかを確認するために、無料相談をおすすめしています。

法テラスの民事法律扶助を利用する

弁護士費用が支払えず弁護士に依頼するのを断念することがないように、法テラスの民事法律扶助制度を利用する事で、弁護士や司法書士の費用の立替えをしてくれます。

離婚が得意な弁護士の費用相場と弁護士費用を安く抑える手順

2016.06.25

 

離婚調停が得意な弁護士の探し方と選び方

では最後に、離婚調停を有利に進める為に、離婚調停が得意な弁護士の探し方と選び方についてご紹介していこうと思います。

離婚調停が得意な弁護士の探し方

知人や友人に紹介してもらう

親族や友人、知人などにおすすめの弁護士がいないかをまずは聞いてみましょう。

弁護士会から紹介してもらう

一般の方が弁護士を探しやすくなるよう、弁護士会や法テラスなどが弁護士を紹介していますので、弁護士の斡旋をしたもらう方法もあります。

インターネットで検索して探す

インターネットで弁護士を探す場合「検索して出てきた個別の事務所に相談する」か「ポータルで探す」という手段があります。まずはグーグルやヤフーで「離婚 弁護士」「親権 弁護士」などのキーワードで検索し、法律事務所のホームページを見てみましょう。

離婚調停を有利に進められる弁護士の選び方

離婚問題は様々な法律的な問題が複雑に絡みあうことが多いため、「離婚問題が得意な弁護士」を選ぶ必要があります。

離婚問題に注力していること

ポイントは弁護士が離婚問題に注力して取り組んでいるかどうかです。離婚問題が得意な弁護士を探す際、まずは離婚分野に注力している、離婚分野が得意であるとアピールしている弁護士の中から探すことをおすすめします。

過去の実績が豊富であること

経験数が多ければ、処理の見立て、進行の方法、不利になる点とその対策等も容易になります。法律知識が豊富というだけではなく、事件処理の件数も注視すべき点と言えます。

解決方法を豊富に持っていること

示談や話し合いなど、裁判以外の解決方法を豊富に持っている事も、離婚問題が得意な弁護士と言って良いでしょう。

専門家と横のつながりを多く持っていると良い

浮気や不倫の慰謝料請求などには証拠が必要になってきますので、そういった証拠を集めるために専門家との連携を取れるかもポイントになります。

弁護士費用などの料金体系が明確であること

弁護士費用が高すぎるのも困りものですが、安すぎても安心できませんので、弁護士費用の算出基準や支払方法などの詳細説明をもらい、不明瞭な部分がない事を確認しましょう。

わかりやすい説明をしてくれる事

こちらが有利になる点の説明や必要な経費や時間など、できる限り詳細な状況を説明してくれることも重要です。

同性であることにこだわらない

離婚問題の相談する際、同性の弁護士を探す方が多くいます。異性の弁護士だと相手の肩を持つという偏見が見え隠れしますが、弁護士は依頼者の味方ですので、同性異性問わず、優秀な弁護士であれば気にする必要はないです。

弁護士に依頼した場合に知っておくべきポイント

もし今の弁護士の仕事に不満があって、トラブルにまで発展してしまっている場合は、その弁護士について弁護士会の紛議調停を利用するという事もできます。

紛議調停とは
最初の約束より高い報酬を請求されたとか、弁護士の辞任・解任の際にトラブルが生じて容易に話し合いがつかないなどの弁護士とのトラブルについては、弁護士会が間に入って解決の道を探る紛議調停という制度があります。

 

まとめ

離婚調停を弁護士に依頼すると費用はかかるものの、調停を有利に進めたいなら必ず利用すべきものだとは言えます。今回の内容を参考に、弁護士への依頼を検討していただければと思います。

 

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